Ethereum Staking Committee

世界で最もリッチな開発リソースを持つ
ブロックチェーンプラットフォームが向かう先。

イーサリアムの登場は、暗号通貨技術に大きな発展をもたらしました。後にブロックチェーン2.０と呼ばれるほどのインパクトは、それ以降のプロジェクトに大きな影響を与えています。その多大な功績もあり、イーサリアムは時代遅れのプロジェクトだという印象を持っている人も多くいます。しかし現在でも、イーサリアムは世界最大の開発リソースを持ち、ブロックチェーンの技術革新において世界をリードしています。最近では、ビットコインの上下に依存していた暗号通貨価格のレールから外れ、唯一イーサリアムだけが独自の価格推移を歩き始めています。現在、イーサリアムは手数料の高さ、及び送信スピードの遅れを解決するための新たなアップデート「イーサリアム2.０」を計画しておりそれが実現すれば、ブロックチェーン業界は新たなステージへと進化するだろうと言われています。

イーサリアムというネットワークに貢献することで
報酬が得られる仕組み

ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨は、その送金ネットワークを維持するために、マイニングという仕組みを導入しています。マイニングを行う人たちは、これまで銀行が担ってきた送金の承認などの作業を担っています。このマイニングに参加するには、承認作業を行うための専用ソフトがインストールされたコンピューターなどが必要になります。マイニングに参加を希望する人は誰でも参加できるようになっており、インターネットを介して、性能の高いコンピューターを持っている人は、より多くの報酬を手にできるという構図が出来上がりました。結果、個人が自宅のノートパソコンでマイニングをするというレベルでは、データセンターに設置されたマイニング専用のマシンには対抗できなくなり、現在では、ことビットコインマイニングについては業者が、事業として展開しているケースがほとんどです。しかし、この高性能のマシンを動かすための電力使用料が世界の環境問題に発展するほどの規模になり、イーサリアムは、この課題を解決するためマイニングに代わる、新たな承認システムを導入しようと開発を進めています。それがステーキングです。ステーキングは参加するのに高性能のマシンを入手する必要はなく、一定量のイーサ（イーサリアムネットワークを利用するための通貨）を預けることによって承認作業を担うことができます。マイニングと違って多大な電力を消費しないため、次世代のスタンダード技術として期待されています。このステーキングという機能を活用して、イーサリアムネットワークを維持する手助けをしたユーザーに対しては、報酬としてイーサが配布されます。この仕組みに対する正しい認識と、参加機会の提供がイーサリアムステーキング協会の主な活動となります。